白鶴サケパック米だけのまる純米酒/白鶴酒造

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名  称:日本酒
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
・精米歩合割合:78%
・アルコール分:13%以上14%未満
製造者:白鶴酒造株式会社(兵庫県神戸市)
製造所:「U」同社工場(兵庫県)
購入店:サン・マルシェ東中田店(宮城県仙台市)
価格等:2.0ℓ(@0.49円)/980円(本体)/2019.12.08
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米こうじ=米麹

我が家のご先祖様用定番日本酒です

我が家の定番の日本酒ですが、本当は飲むためのものではなく、どっちかと言えば神様用?

我が家は私の実家に住んでいるので私の家の仏壇がありますが、うちの旦那さんがそれとは別に個人的な信仰で自分の家のご先祖様にご飯やお茶やお酒をあげています。なので本当はそれ用のお酒。

なんですが、常にあるので私はビールを切らしたときに、夫は缶チューハイを切らしたときに、ついつい結構飲むので、更新頻度がメチャ早いです(笑)

選択の理由は、①価格が手ごろ②純米酒であること③馴染みのあるブランド ですかね。夫の気持ちとしてはご先祖様にはそれなりにいいお酒をあげたいと思っていますが、本格的にいいお酒はお値段も本格的(笑)なので、スーパーで売っている2リットルパックの純米酒(958円~1200円)の中から中間よりちょっと下で、しかも名前もよく聞いたことがある白鶴にしたんだと思います。

うちの夫はお酒には全く詳しくないんですが、私が10年ぐらい前から純米にこだわるようになった影響で、夫の心の中には「純米酒=うまい」という図式が出来上がっているものと思われます。

実は私もそれまでは全然興味がなかったんです。けれど、当時の職場の上司に誘われて、同僚たちと「日本酒を飲む会」みたいなのに何度か出ているうちに、美味しいお酒って全然違うんだな、ということがわかり、そのあたりからラベルをよく見るようになったんですよね。

量産の日本酒はどこが違うんだろうね

さて純米酒というのはその名の通り、米と米こうじだけでつくられていて、醸造アルコールは一切入っていないお酒です。だから原材料名が非常にシンプル!まさにこれぞ無添加!って感じですね。

ちなみに吟醸酒、本醸造には醸造アルコールが入っていますが、そちらは精米歩合で区分します。吟醸酒の精米歩合は60%以下、大吟醸酒は50%以下ですが、本醸造酒は70%以下と決められていて、精米歩合が60%以下の本醸造酒は、「特別本醸造酒」と呼ばれます。プラスアルファ、吟醸酒は通常よりも低い温度で長時間発酵させる吟醸造りという手法でつくったお酒です。

ほかにも色々違いはあるらしいのですが、私がいつも思うのは、純米とひとくちに言ってもナショナルブランドの量産酒と地酒では全然違うよなぁということです。

地酒のイメージにだまくらかされているのかしら?(笑) 大量生産の日本酒とそこまでいかない地酒では、品質の差を問わず、とりあえず値段は違うだろうという図式は理解できますが、やっぱり味は違うよね。

なんだろう、私が思い付きで言うと「深み」かな。ナショナルブランドはカジュアルで軽い感じがしますが、地酒系の純米酒は割と重量感がありつつ鋭角的にキュッと来る感じがしますよね。

でも「通」じゃないからわかんないの。紙パックという容器に騙されて、実体以上に軽んじているのかもしれないしね。先日、東北地方ローカルのNHKで、秋田のこうじ業者の話題が放送されていて、そのレポートに登場した外人さんは、「日本酒は一度味わうと恋に落ちる」と言っていましたが、極めようと思えばとことん極めることができるけど、安くつくろうと思ったら徹底的に安くつくれる幅の広さが、日本酒の面白さかもしれませんね。発酵文化は面白いよね。

さて最後に笑える事実に気が付いてしまいました。この商品、前にも書いていたんですね。しかも内容もなんとなく同じ(笑)。いやー、大変失礼いたしました?