酔丸(よいまる)合成清酒/秋田県発酵工業(オエノングループ)

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名  称:合成清酒
原材料名:醸造アルコール、米、米こうじ、糖類、食塩、たんぱく質分解物、調味料(アミノ酸等)、酸味料
・精米歩合割合:–
・アルコール分:12度以上13度未満
製造者:秋田県醗酵工業株式会社(秋田県湯沢市)
購入店:サン・マルシェ東中田店(宮城県仙台市)
価格等:1.8ℓ(@0.28円)/499円(本体価格)/2019.10月
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米こうじ=米麹

一番安く売っている合成酒が調理用の日本酒

料理用の日本酒です。そのとき、そのときの、言ったスーパーの売り場で一番安く売られている合成酒が、うちの「調理用日本酒」となります(笑)

なので選択の理由は 売り場で一番安い紙パック日本酒 です。

本来ならばしかるべき手順と時間をかけてつくりだすべきところを化学のチカラで合成してつくり、なるべく本家の味と風味に近づけるために色々添加して仕上げたのが合成清酒ですが、これはメーカーさんが決して悪いのではなく、買う側に安価な日本酒へのニーズがあるからですよね。

お味は豆から挽いたコーヒーと缶コーヒーの関係にも似ていて、いわゆる清酒と比べると、まろやかすぎてしまりのない甘さと味ということになるのでしょうが、それでも我が家では・・・というか私は、家じゅうのすべてのお酒が欠品してしまったときには、ちょこっとこちらを頂きます(笑)

でもこの原材料を見ていると、お料理に使うのもちょっとどうか?という気もしてきますよね。そんなにバカバカとなくなるわけではないので、普通の清酒でもいいのかな。

ちなみに表示されているオエノングループというのは、ハチブドー酒で知られる合同酒精(北海道旭川)に端を発する持ち株会社でいまはこちらの秋田県発酵工業株式会社だけでなく、北の誉酒造や富久娘酒造(現:オエノンプロダクトサポート)などを事業会社としているようです。

詳しいことはよくわかりませんが、経営が厳しい酒造会社をどんどん買収している会社なのかしら?(不明)社名のオエノンの「オエノ」というのは、ギリシア・ローマ神話ですべてのものをお酒に変える力を持つという伝説の女神の名前だそうです。

あらー、以前、我が家の定番調理酒だった「元禄美人」もこのグループの(合同酒精)日本酒だったんですね。