宮城一番豆腐/伊東豆腐店

宮城一番豆腐(伊東豆腐店)_20180610_074205

 





名  称:きぬごし豆腐
原材料名:大豆(国産)、豆腐用凝固剤(塩化マグネシウム)
製造者:伊東豆腐店(宮城県仙台市)
購入店:ウジエスーパー袋原店(宮城県仙台市)
価格等:400g/???円/2018.6.10
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きぬごし豆腐=絹ごし豆腐、塩化マグネシウム=塩化Mg

高くても宮城の大豆をつかった豆腐を食べてみたい

ある会社さんや、ある本や、ある出来事がきっかで、どうせ食べるならなるべく人工的な添加物の入っていない、昔ながらの製法の加工食品を食べたいな、と思うようになりました。

でもそれって、ナショナルブランド的な大量生産品であればあるほど、全国に流通させるしくみのうえで「品質の劣化(腐敗・変質等)を防ぐ」ために使わざるを得ないんですよね、きっと。

だから食べ物で本当に理想なのは、(狭い商圏での)地産地消なんだろうなぁと思いつつ、いまはその仕組みが成立できない時代だったりします。

伊東豆腐店_20180928_063014.mp4_000080800今回ご紹介する伊東豆腐店の豆腐は、近隣のウジエでもヤマザワでも見かけるので、個人的にはすごく頑張っていると思います。

場所は四郎丸から閖上に向かう道沿いにあるのですが、東日本大震災のときには、コンビニが全滅(営業停止、または、開いていても棚に食料品が一切何もない)する中で、このお店は商品を売ってくれたので、張り紙の予告時間になると長蛇の列ができたんです。

そんな感謝の思いもあって、地元の豆腐屋さんとして好印象を抱いていたのですが、ここ数年は「ピュアで素朴な体にいいものを食べたい」と思う気持ちでスーパーの豆腐コーナーを見たら、お値段はちょっとお高めですが、なにやら賞を取ったっぽい伊東豆腐店のこの商品を見つけて、すぐに買って帰りました。宮城の大豆を使っているというのもいいですよね。

20180610_080743なので選択の理由は、添加物の少ない素朴な豆腐が食べたかった です。

食べてみた感想としては、豆の香りがしてびっくりです。今までの私は、豆腐は豆腐であり、豆とは別物、みたいな感覚があったのですが、このお豆腐を食べたら、初めて「豆腐は大豆でできている」のだと、実感できました。

ただし、柔らかくて崩れやすく、それほど食感も滑らかではないです。でもね、香りがいいんですよ。だから、少々高くても、今後はこれを買い続けたいな、と思いました。