<冷凍>つくば鶏つくね串24g(たれ入り5本パック)/ミリオンエンタプライズ
原材料名:鶏肉(つくば鶏:国産)、鶏皮(国産)、玉葱(国産)、糖類(異性化液糖、砂糖)、醤油、液卵、パン粉、味噌、生姜、食塩、香辛料/増粘剤(加工デンプン、キサンタン)、カラメル色素、酸味料、
(一部に小麦、乳成分・卵・大豆・鶏肉を含む)
・原材料配合割合:つくば鶏ムネ肉30%(仕込み時)
製造者:株式会社ミリオンエンタプライズ 茨城工場
購入店:2020ヨシケイおせち「寿」(手詰め)の内容品
価格等:150g(つくね24g×5本、タレ30g)/???円/2019.12.30配達
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加工澱粉=加工でん粉=加工デンプン、玉葱=玉ねぎ=玉ネギ=たまねぎ=タマネギ
ヨシケイ手詰めおせち「寿」のつくねです
今年のヨシケイ手詰めおせち「寿」の冷凍つくねです。私の記憶違いでなければ、毎年入っていると思います。30日に届いたあと、箱のまま1日放置しておくので、お正月には自然に解凍されています。
味は普通に美味しいです。
原材料表示にある『異性化液糖』というのは、通常は果糖ブドウ糖液糖とかブドウ糖果糖液糖と呼ばれているもので、さつまいもやじゃがいも、トウモロコシなどのでん粉を原料に製造される甘味料です。
以下の説明が一番自分にはわかりやすかったので転載します。
でん粉を分解してぶどう糖にした後、ぶどう糖の一部を酵素で果糖に変換(「異性化」)して異性化
糖は作られます。植物は、葉緑体で光合成を行い、太陽と空気中の二酸化炭素と水からぶどう糖をつくり、植物の根、幹、種子、果実などにでん粉として蓄えます。ですから逆にでん粉を加水分解すればぶどう糖に戻せるのです。ただ、ぶどう糖は砂糖の7割程度の甘みしかないので、酵素の力を借りてぶどう糖の一部を甘みの強い果糖に変えるのです。
異性化糖は中味の割合によって以下のように名前が変わります。
- ブドウ糖果糖液糖
果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が50%未満のもの。 - 果糖ブドウ糖液糖
果糖含有率が50%以上90%未満のもの。 - 高果糖液糖
果糖含有率が90%以上のもの。 - 砂 糖 混 合 異 性 化 液 糖
上記の液糖に10%以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。
日本甜菜製糖株式会社の「異性化糖って、何だろう?」によると、”異性化糖は固形化・粉末化が難しく、砂糖のように袋詰めにできないので、一般消費者向けにはほとんど販売されていない”そうです。
また、”異性化糖の価格は安く、果糖分55%の異性化糖の場合で砂糖の約7割程度です。食品分野では、清涼飲料・パン・缶詰・乳製品などで砂糖と同様に大量に使われて”いるとのこと。
なのでタンクローリーで運ばれていたりしているそうですよ。
でも、このブログに掲載している加工食品はほとんどが『果糖ブドウ糖液糖』のような書き方をしているのに、この商品だけなぜ『異性化液糖』という書き方なのかはわかりません。何か理由があるのかしら?
人の消化ではデンプンやお砂糖は最終的にブドウ糖や果糖に分解されて吸収されるので、最初から単独ブドウ糖と単独果糖の混合物になっている異性化糖は人の体に取り込まれやすく、血糖値もすぐに上がるそうですから、肥満や心臓病につながりやすいみたいです。
『果糖ブドウ糖液糖』って、原材料表示名では本当によく目にしますよね。たまたまこの『つくね』の項目で書いてしまいましたが、多くの食品に入っている糖類なので、このつくねとはあまり関係がない内容になってしまったことだけ最後に補足しておきます。すみません^^