仙台名産笹かま厚焼き/ヤマザワ(佐々直)
原材料名:魚肉(たら、いとよりだい)、卵白(卵を含む)、でん粉(馬鈴薯、とうもろこし)、発酵調味料、食塩、砂糖、みりん、魚介エキス、食物せんい/調味料(アミノ酸等)
・でん粉含有率2.5%
製造者:株式会社佐々直(宮城県名取市)
購入店:ヤマザワ中田店(宮城県仙台市)
価格等:224g(8枚)(@1.33円)/298円(本体価格)/2020.6.3
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※味醂=みりん、でん粉=でんぷん=澱粉、食物せんい=食物繊維
ダイエット用のおやつとしてヤマザワで購入
コロナ太り解消のためにダイエットを再開しました(笑)
スマホのアプリを見たら昨年の10月からほとんど歩いていないので、今日は家の周囲を4キロ歩き、途中でヤマザワによってこの笹かまぼこを買いました。笹かま(笹かまぼこ)を選んだのはなんとなくカロリーが少なそうだから^^
かまぼこコーナーに行ってみたら、普段は2~3種類を少ししか置いてないのに、なんとヤマザワのロゴがついた商品が大量に平積みされていて意外に思うと同時に、変な郷土意識が起動して「山形の会社が(宮城名産の)笹かまをつくるなんて!」と憤慨したのですが、よく見たら佐々直の笹かまじゃないですか!
佐々直は東日本大震災(2011年)で甚大な被害を受けた名取市閖上(ゆりあげ)地区に本店・工場があり、津波を受けて建物が大破した会社です。
閖上が全滅して町全体が広大な更地になってからも、赤いロゴの付いた一部の建物だけは、ずっと長い間ポツンと残っていました。
大きな被害を受けながら、なんと翌月からは生産を再開!それは海から離れた場所にある直営店に小さな製造設備があったからです。震災当時はもう使われておらず、かなりひどい状態だったものを大至急定例をして再生産にこぎつけたそうです。
その直営店は広い意味で私の地域にあるので昔はよく買いに行きましたが、私が高校生ぐらいの頃はガラス越しに笹かまの製造風景が見える来店者向けの設備だったと思います。
名取市の閖上地区は(これまた広い意味で)私の地域の隣の地区なので、海辺に子供たちとよく遊びに行ったし自転車で釣りにも行きました。うちの母を通して関係者の方も知っているし、被災したのを知っている分だけやっぱり応援したい気持ちになりますよね。
スーパーで買う佐々直の笹かまは昔ながらの庶民の味
スーパーで買う佐々直の笹かまは昔ながらの味がします。昔は商店街の中に個人商店のかまぼこやさんがあって、笹かまやさつま揚げを店先でつくって売っていたんです。子供の頃、お店の中でかまぼこを揚げるのを、通りからガラス越しによく見ていました。そのときみたいな味がします。いい意味で(いい意味で、ですよ?)しみったれた魚の匂い(わかるかな)がします。
そういえば小さいころの私は、笹かまをがぶっと噛んだ時に、櫛の跡を舌触りで感じるのが好きだったんですけど、今食べたらこの笹かまにも櫛の跡がありますね。
佐々直の笹かまはスーパーで買うのがほとんど、グレードの高い商品を食べたことがないんですけど、このクラスは庶民の味って感じで、好きですね。といっても、スーパーで売られているものとしてはちょっと割高ですね。
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