奥の平泉「くるみゆべし」/千葉恵製菓

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名  称:和生菓子
原材料名:砂糖、もち米、水あめ、くるみ、醤油、みりん、もち粉、澱粉、寒天/トレハロース、(一部に小麦・大豆・くるみを含む)
製造者:有限会社千葉恵製菓(岩手県平泉町)
製造所:同社 一関工場(岩手県一関市)
購入店:サン・マルシェ東中田店(宮城県仙台市)
価格等:1個/99円(本体価格)/2020.5.4
商品ページ)(Internet Archive)(Screenshot)JAN4956489051438
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もち米=糯米=餅米、水あめ=水飴、くるみ=胡桃、醤油=しょう油=しょうゆ、澱粉=でん粉=でんぷん、みりん=味醂=味りん

母がたまに近所のスーパーに行くと必ず買う岩手産のゆべし

購入の目的:母が自分のおやつ用に購入
選択の理由:スーパーにいつも置いてあり美味しいから
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翌日売り場を見に行きました

母のお気に入りゆべしです。母は84歳ですがたまに欲しいものがあると自転車に乗って買い物に行きますが、スーパーに行くと必ず買ってくるのがこのゆべしです。美味しいので気に入っているそうです。

私はまだ食べたことがないのですが、最近パチパチと色んな食品の写真を撮っているのを見て、なぜか「これも撮って」と言ってきました(笑)たぶん美味しいものを記録していると思ったんですね?

ラベルを見たら、あらら、ちばけいさんのお菓子じゃないですか。有限会社千葉恵のお菓子は昨年一関に行った時に地元の友人の勧めで「かりんとうまんじゅう」というのを家のお土産に買って来たんです。

だから自分は名産品が中心に作っている一関地域のお菓子メーカーと思っていたのですが、こんなところ(近くのスーパー)でも普通に売っているなんてちょっとびっくりしました。

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昨年一関で私がお土産に買った千葉恵製菓のかりんとうまんじゅう

ちなみにこのブログはたまたまネットで見かけた日経商品ディクショナリーというPDFでカテゴリー分けしていますが、その中に「ゆべし」という項目がないんです。ゆべしってスーパーの和菓子コーナーで普通に売っているのに、全国的なお菓子じゃないんですね^^しかも西日本と東北ではかなり内容が違うようです。

? 参考:和菓子のゆべし(Wikipedia)

原材料を見てみました

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原材料はとても自然な材料で作られているようです。基本的に和菓子は添加物が少なくて体に優しい感じがします。

唯一の添加物となっているトレハロースはでんぷんから微生物と酵素で作られた糖で、餅や団子などが時間とともに硬くなるのを抑制する効果(老化防止)が強いそうです。また熱や酸に対する高い安定性や保湿作用があり、タンパク質の変性抑制作用もあるため品質保持にも使われます。このブログでは以下のような食品に含まれています。

トレハロースは天然甘味料のため安全とされており、多くのすぐれた特長があることから世界中で普及していますが、そのきっかけを作ったのは、高価だったトレハロースを100分の1の価格で作れる手法を発見した日本の会社(林原)です。
一時、危険性を示唆する論文が海外の雑誌に掲載されましたが、その後、別な論文では否定されているようです。

? 参考:雑誌EBioMedicineに掲載されたトレハロースの安全性を裏付ける論文について(林原)

HPを見てみました

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会社概要・沿革のページを見たら、主な取引先というところに以下のように書いてありました。へぇ、すごいんだ・・・
個人的に、岩手の地元の製菓事業者と思っていましたが、仙台のスーパーで買えたのも納得しました。受託製造もやっているんですね。

白石食品工業㈱、㈱オリオンベーカリー、岩手県産㈱、大手量販店及び県内外の SMチェーン、CVSチェーンなどを中心に北海道から九州まで販路を拡大しております。 一部OEM商品も製造しております。