プレーンヨーグルト脂肪ゼロ/セブンプレミアム
原材料名:乳製品(国内製造)、生乳
・無脂乳固形分12.0%
・乳脂肪分0.2%
・菌種LA-2菌
製造者:高梨乳業株式会社 群馬工場(群馬県高崎市)
購入店:ヨークベニマル名取西店(宮城県名取市)
価格等:400g(@0.36円)/145円(本体価格)/2020.4.17
(商品ページ※販売用)(Internet Archive)(Screenshot)JAN4902070018991
ヨークの脂肪ゼロヨーグルトはあっさりまろやか
乳酸菌は免疫力を上げるので、我が家では免疫強化のためにコロナ以前から昼ご飯には大概ヨーグルトを食べています。
腸内細菌の権威である光岡知足先生が「ヨーグルトをきちんと摂ると動物脂肪を取りすぎることになるので無脂肪・低脂肪がいい」というお話をされているのを読んでからは、そういった商品を買うようにしています。
? 腸内細菌と仲良くするための食事とは?(光岡知足インタビュー③)(Bio&Anthropos)
いつもは安くて美味しいウエルシアの「」を買っているのですが、今日は裁縫道具を買いにホーマック名取店に行ったため、隣のヨークベニマル名取西店で食材の買い物をしてこちらを買いました。
味はまろやかであっさりしている感じがします。というか、それほど意識していないので、ブ ル ガ リ ア ヨ ー グ ル ト以外はみんな同じ感じがしてしまいますね(笑)
ちなみにこの日は、脂肪ゼロじゃない普通のブ ル ガ リ ア ヨ ー グ ル トのほうがこちらの商品よりも安かったのですが、敢えて「脂肪ゼロ」を選び高くてもこちらを買いました。もちろんダイエットにもよさそうですしね(笑)
原材料表示を見てみました
0.5パーセント以下が無脂肪・脂肪ゼロです
よく見ると乳脂肪分が0.2%でゼロではないのですが、栄養表示基準では「100g当たり脂質0.5g未満のものに表示可能」だそうです。なのでどの製品も完全にゼロではありません。
無脂肪・脂肪ゼロヨーグルトは脱脂粉乳から作られている
ヨーグルトは生乳から作るものですが、無脂肪・脂肪ゼロヨーグルトは無脂肪乳(脱脂粉乳)や脱脂濃縮乳から作られており、原材料に表示されるときには「乳製品」と表示されることが多いとのこと。
ですがこれ以外に余計なものは入っていないそうなので、安全とのこと。
ホントかな?最近、食品に関する本やサイトを読みすぎてすっかり疑い深くなっている私ですが、脱脂粉乳の危険性について書かれているサイトはほとんどが牛乳の危険性を脱脂粉乳にも当てはめて、煽ったり強調したり釣りっぽい書き方が多いので、個人的にはあまり参考にならない感じ。ただ使っている生乳が怪しい場合は(水分を飛ばしたり濃縮したり)製造過程で濃縮されるから要注意、というのは理にかなっていると思いました。
そもそも脱脂粉乳ってどうやってつくるの?調べてみると遠心分離機で分離するようです。以下の動画を確認すると、確かに薬品などで分解するものではなさそうです。家庭用のマシンですが、工業用でも原理は同じだと思います。
LA-2という乳酸菌は2007年に高梨乳業が開発した菌
このヨーグルトに使われているLA-2という乳酸菌は、2007年に高梨乳業の研究チームが学会発表しているので、その頃に同社が開発した菌だと思われます。
? ヒト腸管粘膜への腸管感染性病原菌付着に対するプロバイオテイック乳酸菌Lactobacillus rhamnosus LA-2の抑制及び阻害作用(日本乳酸菌学会)
? 乳酸菌LA-2菌の抗変異原性と整腸作用(J-GLOBAL)
ただ年代が古いのと、この菌を前面に出して大々的に売り出している製品が他に見当たらないので、もしかしたら今は後継菌に引き継がれて開発が終わった菌なのかもしれません。それを安価に利用しているとかね^^(あくまでもすべて私の邪推ですw)
同社の学会発表一覧(2007年分)には”プロバイオティクス乳酸菌”と書いてあるので、一応、生きて腸まで届く菌という扱いです。
ちなみにLA-2の特長に関しては以下のブログに詳しく解説してあるのでそちらをご覧ください。本当にお二方ともよくここまでお調べになったものだと感心してしまいます!(すごい)
? LA-2乳酸菌(善玉菌BLOG)
? 乳酸菌LA-2の効果|セブンプレミアムのヨーグルトを食べてみました(免疫大魔王の菌活ブログ)
HPを見てみました
HPを拝見してもあまり心に留まるものがなかったので、Wikipediaを見てみました。
すると同社は「現在の日本国内の乳業界においては、明治・森永乳業・雪印メグミルクの大手3社に追随する、江崎グリコ・協同乳業等と共に準大手・中堅に位置」するのだそうです。
はぁ~、今の今まで全然知りませんでした? グリコや協同乳業は知っているのにね?
もしかして知らないうちに、今までも手にしていたのかもしれません。