北海道発 札幌生ラーメン/菊水

北海道発 札幌生ラーメン/菊水 名称 生ラーメン_20200318_124033

品  名:生ラーメン
原材料名:
▶【めん】小麦粉、発酵調味液、食塩、卵白粉末、小麦たん白、植物油脂/かんすい、ソルビット、クチナシ色素、(一部に卵・小麦・大豆を含む〕、打粉(加工でん粉)
製造者:株式会社菊水(北海道江別市)
購入店:ヤマザワ中田店(宮城県仙台市)
価格等:440g(めん重量110g×4)(@0.50円)/218円(本体価格)/2020.4.13
商品ページ)(Internet Archive)(Screenshot)JAN4901468261025
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加工澱粉=加工でん粉=加工でんぷん=加工デンプン、小麦たん白=小麦たんぱく=小麦蛋白、ソルビット=ソルビトール

最近はスーパーでもよく見かけるようになりました

購入の目的:お昼ご飯のストック用
選択の理由:お店で単品の麺を探したらこれが置いてあったから

お昼ご飯用に買いました。
うちでは夫が「味噌派」で、私と母が「醤油派」なので、それぞれの希望に応じて家族で違う味のスープを使うときがあります。
だからセットで買わずに、スープも麺もそれぞれ単品を買うときのほうが多いんです。

? 楽天ではこちらです(玉数が違います)

菊水は個人的にいいイメージ

北海道発 札幌生ラーメン/菊水 名称 生ラーメン_20200318_125209菊水のラーメンは夫の両親が以前北海道に住んでいた経緯から、よく私たちに送ってくれていたんですよね。だから結構印象が良くて名前もよく覚えていたんですが、最近は近所のスーパーでも普通に置かれるようになりました。今回はヤマザワで買いましたが、ヨークベニマルでも売っていました。

ギュッとした縮れ麺で、他の中華麺より黄色みが強いです。少々固いな、と思うときもありますがしっかりしていて好きな麺です。
茹でると他社製の麺より透明感があるところも気に入っています。

作ってみました

▼今回は西友の「みなさまのお墨付き「ラーメンスープ」しょうゆ(1人前)/西友」を使用

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▼麺を茹でます。茹で時間は「約2分半~3分」と書いてありますが、個人的にはそれより”気持ち多め(30秒~1分ぐらい)”のほうが好みです。

北海道発 札幌生ラーメン/菊水 名称 生ラーメン_20200318_125209

▼湯煎して温めたスープを丼に盛っておきます。

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▼熱湯を注いだ後に茹で上がって水切りした麺を入れたら出来上がり~♪

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▼「麺派」なので食感がいいのが大好き?

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原材料を見てみました

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かんすいってなに?

かんすいとは、小麦粉からラーメンの麺(中華麺)を作るために必要なアルカリ塩水溶液です。うどんの原料でもある小麦粉は、アルカリ性の物質に出会うと収斂して独特の食感(コシ)や色・風味が生まれ、小麦粉のフラボノイド系色素が反応して淡黄色に発色します。中華麺が中華麺たるゆえんはひとえに「かんすい」のおかげなのです。
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かんすいの成分は、炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどを主成分としたアルカリ塩ですが、元々はモンゴル(内蒙古)の塩湖(=鹹湖(かんこ))の水を偶然麺打ちに使ったところ食感と風味のよい麺ができたことから、鹹水(かんすい=塩湖のアルカリ塩水)を使った製麺技法が発見されたことに由来します。

ですが戦後の混乱期、小麦粉から中華麺を作るために必要なアルカリ成分を、苛性ソーダなど食品にふさわしくない素材を使う粗悪品が出回ったため、1957年(昭和32年)に食品衛生法によって「かんすいは基準を満たす合成化学品に限る」と定められたそうです。

かんすいは豆腐のにがりと同様に、製造するためには必須の物質ですが、現在は科学的に合成されていることもあり、法律的には添加物という扱いになっています。(後日追記:食品として売られているかどうか?が区分の目安らしく、完成品をつくるために製造上添加されるような素材はすべて「添加物」らしいです)

ソルビットについて(ソルビトールについて)

ソルビットはソルビトールとも呼ばれるブドウ糖から作られる天然系の人工甘味料で、元々の原料はジャガイモやトウモロコシです。
砂糖の60%の甘さを持つ甘味料で穏やかな甘さが特長です。
砂糖にはない様々な働きがあるため、甘味料以外の目的で使われることが多い添加物です。
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自然界ではバラ科の植物に多く含まれ、リンゴの蜜は葉で作られたソルビトールが果糖やブドウ糖に変換されたものです。


工業的にはブドウ糖に化学的な処理をして、お酒やエタノール等と共通の分子構造を含む物質に変えて作られるため「糖アルコール」と総称されていますが、私達が想像する「アルコール」とは性質が異なる別物です。



(用途)ソルビトールには保湿効果があるため、中華麺に入れる場合は日持ち向上が目的です。麺の中の水分を保持しながら、含まれる水の質を微生物が利用しにくい性質に変えて菌の繁殖を抑えます。全体の水分の割合を減らしてもしっとり感が保てますが、麺の食感は少し硬くなります。