つゆの素 600ml(3倍濃厚)/にんべん
原材料名:しょうゆ(本醸造)、砂糖、食塩、かつおぶし、こんぶ、調味料(アミノ酸等)、酸味料、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)
販売者:株式会社にんべん「N14」(東京都中央区)
製造所:「N14」ちば醤油株式会社(千葉県香取市)※製造所固有記号検索による
購入店:不明(宮城県仙台市)
価格等:600g/不明/2015.8.6撮影
(商品ページ)(Internet Archive)(Screenshot)JAN4902381000265
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醤油=しょう油=しょうゆ、
夏になると購入頻度が増えるそうめん用のつゆ
(2020.5.27)
新型コロナで時間があるので、写真だけ撮ったけどブログには未掲載だった食品を、日付を遡って記事にしています。
このにんべんの「つゆ」は2015年当時の我が家の定番「つゆ」だったので、いつでも買い置きがあった商品です。
以前は桃屋のつゆを買っていたのですが、(たぶん)値段が高かったことや、何より近所のスーパーが桃屋を置かなくなったので、あれこれ試した後に「母がこれが美味しい」というのでこれを買うようになったと思います。
HPを見てみると、原材料などの商品仕様は現在と変わっていない様です。
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保存料は使っていないそうです
この頃は食品添加物にあまあり関心が高くなかったので、詳細には目が行き届かず写真の撮り方も大雑把ですが?、ラベルを見ると「保存料無添加のため、開栓後はカビや酵母が発生する場合がありますので…(以下略)」と書いてありました。
ですが、それをデカデカと目立つような書き方をせず、小さな文字で書いてあるのが謙虚で(たぶん正確で?)いいなぁと思いました。
今となっては、たとえ「保存料不使用」と書いてあっても、食品表示の上では色々な代替方法(抜け道)があるらしいとわかりましたし、個人的にはあまりあてにならないと思うようになりました。
保存料とされている特定の添加物を入れていないとか、他の材料に同じ機能があるとか、物質として添加されていなくても、それぞれの材料に入っているとか、色々あるようですが、そもそも醤油は日持ちがする商品だし、このつゆは濃縮タイプなので、ストレートタイプよりは混ざりものが少ないのかもしれませんね。
創業者は元禄11年(1698)にイジメや経営者への不満で店を出て独立
にんべんの沿革を読んでみたら、創業が元禄12年(1699)という古さに驚きましたが、その時代からの記録がきちんとあることにも驚きました。
それによると、にんべんの創業者(初代)は12歳で三重県から上京して東京の油問屋で年季奉公したそうですが、やがて頭角を現し、同輩や先輩を追い越して出世しで店の繁盛に大きく貢献したようです。そのため嫌がらせを受けたり、店が儲かってきたことで贅沢になってきた主人と対立するなどして、最終的には無一文で店を飛び出して翌年、自分で商売を始めたとのこと。
普通はそんなことは社史に書いていないので、なかなか興味深い気持ちで読んでしまいました^^
? 参考:沿革|会社案内|株式会社にんべん
製造委託先(たぶん)のちば醤油ではハラールしょう油も作っている
にんべんのサイトにが製造所に関する詳しい情報がなかったのですが、商品に記載されていた「N14」という記号を製造所固有記号検索で調べると、「N14」は千葉県香取市にあるちば醤油株式会社という会社のようです。
にんべんの会社概要には”指定協力工場 全国13工場”と書いてあるのでそのひとつなんでしょうね。
ちば醤油のHPを見てみたら、ハラールしょう油も作っているようです。この記事とは直接関係のないお話になってしまいますが、著名商品の委託先のHPを拝見していると、特色ある商品を作っている会社も多いです。
私達はにんべんと言えばにんべんの自社工場で作られているように感じてしまいますが、実際には様々な会社が作っているんだぁと思わされます。