S-903は乳酸菌ではなく納豆菌だったのね（勘違い）

ドラッグストアのウエルシアで買いました。

化粧品を買いに行った時に納豆を買い忘れていたことを思い出したのですが、普段利用しているスーパーとは品ぞろえが全然ちがうため、我が家の定番納豆「おかめ納豆「国産」／タカノフーズ」がありません。

仕方がないので何やら乳酸菌が入っていて体によさそうなこれを選びました。

この納豆を店頭で見たのは初めてで、包装フィルムに乳酸菌と書いてあったので、表面にデカデカと印刷されているS-903というのが乳酸菌の種類だと思ったら、それは私の勘違いでS-903は納豆菌だったのね?

気が付いたのは開封してタレの印刷を読んでから（笑）。タレに「シールド乳酸菌が100億個」と書いてあったので、「え！肝心の乳酸菌はタレのほうに入っているの？」と疑問に感じて包装フィルムをよく見たら、S-903の下に小さく納豆菌と書いてありました?

以前、ヤマザワで大量の乳酸菌が入ってることをパッケージにでかでかと表示した豆腐「乳酸菌きぬ」を買ったことがあったので、今回もそっち（乳酸菌）が売りの商品だと勘違いしちゃったんですが、実は私、乳酸菌の健康食品を愛用しているため、どうも乳酸菌という文字に反応しやすいんですよね（笑）

さて「納豆がない」と思ってこれを買って帰ったら、この日は母も生協の宅配で納豆を何個か頼んでいたようです。結果的に納豆がけっこうダブついてしまったので、4/7に買った商品なのに、食べたのはきのうでした＾＾（賞味期限1日前（笑））

小粒ですが柔らかく味は美味しかったです。

原材料を見てみました

シールド乳酸菌は森永の乳酸菌

原材料というわけではありませんが、私の関心事である乳酸菌はなんと本体ではなくタレのほうに入っていました。

100億個というのは実はそれほどすごい数字ではなく、市販の平均的なカップヨ ー グ ル ト（100g）のほぼ1個分ですが、このたれをつかうとヨ ー グ ル ト1個食べたのと同じなら、まぁそれでもいいかって感じです（笑）

使われているのは森永乳業（株）の「シールド乳酸菌®」という乳酸菌の殺菌体（死菌）です。

乳酸菌は胃酸や胆汁で死滅するので生きてお腹に届ける必要はなく、むしろ菌体成分や代謝物（乳酸菌が体に入る前の生きているときに生成した様々な物質）のほうが腸内環境に効果的と言われています。

理由は（自分が思うには）生菌よりも小さくすることが可能なので免疫に関係する器官に入りやすいことや、乾燥可能なので粉末状のものを大量に摂取できるからだと思います。※何に効くかは菌種によります。

だから本来は死菌でも全然オッケーなのですが、世の中には誤解が多いのであえて「殺菌」という書き方をしているのかな？と思いました。

ちなみに学名はラクトバチルス・パラカセイでヤクルトにも入っているそうですよ。

S-903は健康作用も引き出す納豆菌

また、タカノフーズさんが力を入れているS-903についてもせっかくなので触れておくと（笑）S-903というのは以下のような納豆菌だそうです。でもどんな健康作用なのかなぁ・・・

タカノフーズの保有する2,200種類以上のオリジナルの納豆菌から選ばれた、健康をサポートする特許取得菌「S-903納豆菌」を採用!タカノフーズの保有株として903番目に登録されました。健康な毎日を送るために、納豆も菌で選ぶ時代です。実は、おいしさだけでなく健康作用も引き出します。
※S-903納豆菌は2012年特許取得（特許番号第5090754号）

（出典：つくろう、健康。続ける、赤。／タカノフーズ株式会社）

HPを見てみました

トップページのメーン画像（スライドショー）にも表示されるS-903納豆菌なのに、同社のHPのサイト内で「S-903」で検索しても該当ページが表示されません。これって何か意図的なものなのかしら・・・

何かの理由でS-903に関する記述が画像になっているせいだと思いますけど、調べたいキーワードが出て来ないのは、なんとなく変だなーっては思います^^