きのこ釜めしの素/生協

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名  称:たきこみごはんのもと
原材料名:ひらたけ、しょうゆ(大豆(遺伝子組換えでない)・小麦を含む)、たけのこ水煮、にんじん、なめこ、砂糖、油揚げ(大豆を含む:遺伝子組換えでない)、食塩、植物油脂、乾燥きくらげ、乾しいたけ、かつおぶしエキス、たん白加水分解物、こんぶエキス/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、塩化Ca
販売者:日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)
製造者:ヤマモリ株式会社(三重県桑名市)
製造所:同社 松阪工場(三重県松阪市)
購入店:みやぎ生協個配
価格等:195g/198円(本体価格)/2020.XX.XX(不明)
商品ページ)(Internet Archive)JAN4902220304721
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しょうゆ=しょう油=醤油、しいたけ=椎茸、かつおぶしエキス=かつお節エキス=鰹節エキス、たん白加水分解物=たんぱく加水分解物=蛋白加水分解物、こんぶエキス=昆布エキス、塩化Ca=塩化カルシウム

コロナで在宅中なので在庫食品一掃セールです

2きのこ釜めしの素/生協_0200415_131612新型コロナウィルスの影響で、最近ずっと家にいるので(そもそも仕事がない?)今はチョコチョコと台所を片付けて、賞味期限切れの食品(主に保存食品や調味料)を見つけるたびに「イケる!」と思ったものだけ、動物的勘を頼りに利用しています。

先日は期限が2017年の「アマニ油入りドレッシング(シーザーサラダ)」や丸美屋の「五目釜飯の素」を使いました。

するとうちの母から「私も買ってしばらく経つ釜めしの素があるからそれを使ってほしい」と申し出がありました。

うちの母は生協の宅配利用者なので、自分で食べたいものを注文して一人ご飯(私も夫も夜に不在)のときに食べたり、たまに自分が夕食を担当して私たちに振舞ってくれたりします。

きのこ釜めしの素/生協_20200415_193618母から手渡された箱の賞味期限を見たら、なーんだ、期限切れではないし、まだまだ全然余裕じゃないですか。ですが、今日はそのつもりで買い物をしていなかったので、早速これを入れたご飯を炊いていただきました!

味も色も丸美屋のシリーズよりは薄くてあっさりしていますが、具(キノコ等)は普通に目で見て確認できるぐらいは入っています。この前のペスカトーレパスタソースとは大違いですね(笑)

この晩はタケノコの煮物とつぼみ菜の辛し和えを副菜にして、大根と人参とワカメと油揚げの味噌汁でいただきました!

原材料名を見てみました

添加物の塩化Ca(塩化カルシウム)ってなんだろう・・・?

調べてみると融雪剤の主成分で、添加物として食品に入れる時は主に豆腐の凝固剤として使われるそうですが、この商品に豆腐は入っていないし、なんとなく疑問が晴れません。

そこで、パッケージに記載されている組合員サービスセンターに電話してみると「ニンジンの煮崩れ防止に少量使われている」そうです。(わざわざメーカーに確認してくれたみたいです。感謝!)

方向性がわかったので改めて検索し直すと、確かにカルシウム化合物は塩化Caに限らず野菜の煮崩れ防止という用途があるようです。

担当の方の話によると、レトルト食品は何度も加熱するのでニンジンなどは柔らかくなり過ぎるようです。(たぶん形も崩れてニンジンの様態を成さなくなるのかも?←個人的見解)

以下のサイトにも、カルシウム化合物の食品への使用例として「野菜の軟化防止(漬物、生野菜)」と書いてあるので、これでようやく納得しました。

第2回 食品分野におけるカルシウムの利用(白石カルシウム株式会社)

ですが、数あるカルシウム化合物の中から、なぜ塩化カルシウムなのか?というところも知りたかったけど、さすがにそこまでは聞けませんでした。(気が弱い私・・・?)

アミノ酸、核酸、有機酸ってどういうこと?

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生協の商品ページはとても親切にできていて、調味料の内訳も「アミノ酸、核酸、有機酸」と明記してあるのですが、私は核酸と言われるとDNAとか遺伝子とかそっちばかりが浮かんできて、食べ物で核酸?と言われるとピンときません。

ですが、生協のFAQではそちらも丁寧に解説されていました。自分なりにまとめると、要するに核酸というのは鰹節や煮干や肉系の旨味成分(化学調味料)で有機酸というのは貝類系の旨味成分(化学調味料)なんですね。アミノ酸は昆布系の化学調味料らしいです。

調味料に記載されている「アミノ酸」「核酸」「有機酸」とは何ですか?

こちらにも載っていました。

用途別 主な食品添加物(東京都福祉保健局「保健衛生の窓」)

つくっている会社のHPを見てみました

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この商品を作っている会社は「しょうゆ・つゆ・たれ・レトルトパウチ食品・調理缶詰・飲料等の製造販売」を事業内容とするヤマモリという三重県桑名市の会社です。

社史を拝見すると1889年(明治22年)に味噌・しょうゆの醸造からスタートした会社で、1969年(昭和44年)には「レトルト殺菌装置を自社開発、釜めしの素を新発売」し、1971年には「ミートソースを新発売、生産高日本一」を誇ったそうです。またWikipedeiaによると「タイに現地法人を置き、同国で製造されているレトルトカレーや醤油は同国で高いシェアを誇る」とのこと。釜めしやレトルト食品では一定の地位を築いている会社みたいです。

工場が3つで海外にも3つ事業所があり、従業員が720名なのでそれなりの大きな企業ですが、私は今回、初めて名前を知りました。西日本の人には有名なのかしら?

私はこのブログを通じて毎回思うのですが、ナショナルブランドの食品を大量につくって全国に宣伝している会社以外にも、日本には様々なメーカーがあって、それぞれの得意分野で力を発揮しているんだなぁと感じます。

個人的にはHPに「次世代育成行動計画」や「女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画」を明記して目標を掲げているところに先進性とオリジナリティを感じました。